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ろうきんを債務整理する際の注意点

ろうきんからの借金が返済できなくなった場合、債務整理をすることは可能です。

ここでは、ろうきんとは何かに加え、ろうきんからの借金を債務整理する際の注意点などについて、簡単に説明します。

ろうきんとは

「労働金庫(略してろうきん)」は、労働組合や生協の出資によって設立された「働く人のための」非営利の金融機関です。
そのため、他の銀行と比べて非常に低金利で融資を受けることができます。

低金利で借りられることもあって、ろうきんは他の借金を借り替える「おまとめ先」として利用されることも多いです。

ろうきんを債務整理する際の注意点

ろうきんからの借金であっても、返済に行き詰まれば、債務整理をすることは可能です。

他の銀行と違い少し特殊なろうきんを債務整理する場合、いくつか注意すべき点があります。

まず、ろうきんを債務整理すると会社にバレやすいという点です。
ろうきんの借金は毎月給料から天引きで返済をすることが一般的です。
債務整理を開始すると、ろうきんから「給料天引き停止」の通知が会社へ送られます。
その際、会社の人に何かあったと勘ぐられる可能性があります。

次に、ろうきんは任意整理をしても効果が薄いという点です。
ろうきんはそもそも低金利なので、カットできる利息も少なくなります。もちろん、過払い金も発生しません。
長期の分割払いで毎月の返済額を減らしたければ、ろうきんに直接相談できる制度もあります。(職場事情による離職や収入減少など特別な事情がある場合が対象)
任意整理にかかる費用とメリットをよく比べてみましょう。

また、給与の天引きとの関係で、ろうきんの借金だけ返済している状態にならないよう、注意が必要です。
自己破産や個人再生の場合、特定の債権者だけに返済をすること(偏頗弁済)は不公平となり禁止されています。
債務整理の開始後に給与から自動的にろうきんへの返済が行われてしまうと、自己破産や個人再生の認可が下りない事態になりかねません。
債務整理を開始するタイミングを弁護士等とよく相談しておきましょう。

ろうきんを債務整理するなら

ろうきんを借金のおまとめ先として利用していたにもかかわらず、返済に行き詰まった場合、利息の支払いが多すぎるというよりは、借金の元金自体が多い可能性が高いです。
その場合、自己破産や個人再生などの方法をとり、借金の元本を減らせるようにすると良いでしょう。

まとめ

ろうきんからの借金を債務整理する場合、会社にバレやすいこと、偏波弁済にならないようにすることなど注意が必要です。
ろうきんの借金を債務整理するなら、任意整理では効果が薄いので、自己破産か個人再生を検討しましょう。